鍋あり谷あり

テーマを決めずに適当に書いています。

沿線

というわけで、新作オモパ。沿線。
まずは出自から:
波及効果で、マス目の集合に 1〜n の数字が1つずつ入るというルールがある。集合の形は問題によって異なる。
一方、数独にも同じようなルールがあるが、数独は集合が固定である代わりにひとつのマスが三つの集合に属している。
で。波及効果のように集合の形が可変で、数独のようにひとつのマスが複数の集合に属しているようにしたら新しいパズルができるに違いない。
というところから考えたのがこのルール:

  1. 沿線の定義:ある線とあるマスとの共有点が空でないとき、そのマスはその線の沿線であるとします。
  2. 以下のルールに従って、盤面上にある六角形のマスに数字を入れます。
  3. ある線の沿線がnマスある場合、そのnマスには 1〜n の数字が1つずつ入ります。
  4. 隣接するマスと同じ数字を入れてはいけません。

というわけで。
沿線という概念が若干わかりにくいかもしれないが、まあ簡単なルールだと思う。
「隣とは違う数」は、線の本数を減らすためのルールである。
マス目が六角形なのも、「隣とは違う数」と併せて線の本数を減らすことに寄与している。
と思う。
例によって、例題にしては難度が高いのが難点だが、一応手元で二度ほど解いているので、大丈夫だと思う。

解答は百年前に。