鍋あり谷あり

テーマを決めずに適当に書いています。

映画とか

今日は用事をすませたあとダンナと待ち合わせて買い物や映画。
観た映画はダンナの希望により「イノセンス」。
私は彼のファンでもないし、押井映画を観たのは初めてだったのだが、

  • 犬への愛
  • 子どもへの嫌悪

が印象的だった。子ども嫌いなのね。私もそんな好きなわけではないが、彼、子どもはいないの?自分だって子どもだったときがあったんだし、そんな嫌わんでもとおもってみたり。
映像は綺麗だったんだけど、やたら回りくどいせりふ回しやグロテスクなまでに強調したアジア趣味とか、ちょっと食傷。なんだか「わかんないひとはついてこないでいいよー。」という風な、素人おいてきぼり感を感じた。
昔はもうちっとわかりやすい映画を作っていたひとだったとダンナはいうが。
そういえば、私は漫画家では萩尾望都が好きなんだけど、彼女の最近の作品も、押井と同じように抽象的なテーマを描くようになり一見とっつきがたい作風になってきている気がして、ちょっとご無沙汰している。「ポーの一族」や「トーマの心臓」、「マージナル」など好きだった私としては、ちょっと寂しい。