今日は小さな人助けを三回した。
一回目は。
四歳前後の推定女の子が買い物かごの山を崩しそうになっているのを見て。
ああこのまま放置していたら崩れるなと思い。
崩れるのを阻止しようと走り込んだところ。
間に合わず、崩れた。
失敗。
二回目は。
ベビーカーに乗っている推定男の子が風船を落とし。
押している推定お母さんはそれに気づかずどんどん進み。
気づいている推定男の子はああ風船が! という表情をしているが声を出していないので推定お母さんには気づかれず。
そのまま風船から離れていっていた。
で。
私はそれに気づいて風船を拾い、推定男の子に渡した。
成功。
三回目は。
スターバックスに入ったところ。
ちょうど推定男性が席を立ったところで。
机の上のものをカバンに詰めてそのまま去っていったのだが。
席には一冊のノートとペン。
隣の席の人に「このノートは?」と声をかけたらやはり隣の席の人のものではなく。
ならばやはり去っていった方のものだろうと思い。
ノートを摑んで去っていった人に駆け寄り。
ノートを渡した。やはりその人のものだった。
成功。
ほんの1時間ぐらいのうちに上記三件の事象が起きたので、なんか今日はそういう日なんだなと思った。
それで思い出したんだけど昔。20年以上前。
友人と一緒に街を歩いていたら目の前で自転車を倒してしまった人がいて。
なんか大変そうだったので助けたことがあった。
そしたら友人に「鍋谷さんっていい人だったんですね」と言われた。
私は「え? 知らなかったの?」と答えたんじゃないかと思う。