鍋あり谷あり

テーマを決めずに適当に書いています。

いかめし

今日はいかめし作りにチャレンジした。

いかをさばき、胴とわたとゲソにわける。あらかじめ数時間水につけておいたもち米をざるにあげ、さいの目にきったにんじんとゲソを油でいためてから、もち米をいためる。米が透明になったら、しょうゆとみりんとみそで味付け。わた、酒、しょうゆ少々をいれ、炒めおわったら、いかの胴ににつめ、口を竹串でとじてから湯気のたった蒸し器で15分ほど蒸してできあがり。

と、料理本のレシピだととても簡単そうだったのに大変な目にあった。
なにが大変って、いかをさばくのが。
考えてみれば、はるか昔たしかあれは中学生の頃だったかしら。学校の調理実習でいかのさばきかたというのを教わったことがあった。実はそれ以来、いかの完全体(?)にさわったことがなかった。いかをさばく方法なんてとうの昔にわすれているし、手順は料理本がたより。「指を入れて内臓と胴がくっついているところをはずし・・・」どこをはずせばいいんだ?「エンペラと胴がくっついているところを包丁で切り目をいれ、エンペラをはずしながら皮をむきます。」皮が頑丈にくっついていて、はずれないんですけど。。。やろうとすると、胴に穴があきそうなんですけど。。。料理本のヒントに書いていたようにすべりどめに塩を指につけて引っ張ってみるものの、なかなかきれいにむけない。悪戦苦闘。それでも今日処理した4はいのうち、最後のが一番きれいに処理できたような気がしたので、これも慣れなのかなあ。いかをさばくだけで、きっとゆうに30分はかかっていた。どこが25分で、できあがりだっ。
でも、いかをさばいてみてあれが原始的な生き物だというのがよくわかった。魚とはまったく部品のつくりが違っていてさばいていて面白かった。
お味は、うーん。薄味にしてみたんだけど、こういうのは、やっぱ濃い目の味付けがいいみたいね。