引き続き、素朴な疑問。
真面目に数えたわけではないが、水泳と体操の選手は半分以上白人で、卓球の選手は半分以上黄色人種で、100m走の選手は半分以上黒人。という印象がある。人種によってなんでこんなに違うのか。不思議である。
水泳については、収入と関係あるのだろう。貧乏人がプールを利用するのは難しい。100m走については、遺伝的な素質の問題の可能性があると考えている*1。
しかし謎なのは卓球。福原愛の相手が中国代表ではないのに二人とも中国系だったので気になったんだが、選手一覧*2を見てみると、東アジア系*3の多いこと。
女子シングルスを見てみると、アメリカ代表は Chang Jun Gao と Tawny Banh で、おそらく共に東アジア系。オーストラリア代表は Jian Fang Lay と ミャオミャオ*4。おそらく共に東アジア系。ドイツ代表の Jie Schöpp も、たぶん東アジア系。ニュージーランド代表の Chunli Li、ドミニカ共和国代表の Xue Wu も名前からして東アジア系なんだろう。
遺伝的特質なんだろうか。それともなんらかの文化的背景があるんだろうか。思いつくのは、中国で卓球が上手になり、海外に移住し、そこで国籍を取得、というコースである。それだけとは思えないが。
対照的にというわけではないかもしれないが、柔道に日系の非日本人は少ない。気づいた範囲内ではスペインの選手一人である。いいことだと思う。