鍋あり谷あり

テーマを決めずに適当に書いています。

久々にいわゆる切符問題

十五年以上の時を超えて
四則演算で作れる式の数 - 鍋あり谷あり
の続き。

数字四個と四則演算で数を作る。

2005 年のルールと異なり、 例えば 1 3 4 7 から 59 を作りたかったら 431÷7 のようにしてもよい。

このルールなので出題可能なパターンは1万通りに限定される。全探索が容易にできる。

というわけで。
「4つの数の組み合わせが X だと 1〜N まで全部作れる」の N を最大にする X を調べた。

順位 N 数字四個
1 81 1,2,7,8
2 66 2,4,8,9
3 62 2,4,5,8
4 60 2,4,7,8
4 60 1,2,4,5
4 60 1,2,3,9
7 56 1,4,5,7
8 52 3,4,5,8
8 52 1,2,5,8
10 49 1,3,4,9

一位の 1,2,7,8 がぶっちぎり。

「1 と 2 で 12 を作ったりすることはできない」で 51 まで作れる 1,2,5,8 は 53 が作れないらしく、順位は振るわなかった。

4位が三人いて、 61 が壁となって立ちはだかっていることがわかる。

ベスト 10 内に 1 を含まないものが半分近くあって驚いた。

ソースコード
GitHub - nabetani/ariopenum
においた。

手元の MacBook Pro で動かすと 1秒足らずで終わる。ありがたい。