鍋あり谷あり

テーマを決めずに適当に書いています。

LUMIX-FX01 と HOLGA の共通点

あまり知られてないことのような気がするが、松下のデジタルカメラは、絞りが2段階の機種が多い。
現行機種では

  • FX01
  • FX9
  • TZ1
  • LZ5
  • LS2

の5機種が2段階絞り。残り4機種

  • LX1
  • FZ30
  • FZ7
  • LC1

は、多段階絞り。
TZ1 が2段階絞りなのはちょっと驚いた。
これが、カメラの大きさによる制限なのか、コストによる制限なのかは私は知らない。

ちなみに。絞り機構で手を抜く方法は、絞り機構を作らないという選択肢*1を除くと

  1. 2段階でやめる(HOLGA*2とか)
  2. 絞りを菱形にする(Cybershot U とか)

の二つがある(他にもあると思うが、私が知っているのはこの二つ)。
前者はぼけがきれいだが、光量のコントロールが難しくなる。後者はぼけが汚くなるが、適正な露出にしやすくなる。

調べてみると、CASIO の薄い機種も2段階絞りらしい。FinePix A345/A350/A500/F460 も。
他にもあるかもしれないが、カタログを見ても明記されてない機種が多いのでよくわからない。網羅しているつもりもないし。
FinePix を見ると、特に薄いわけでもない機種が二段絞りになっているので、コストを下げるためという面は少なくともあるようだ。

というわけで、FX01やTZ1 をほしいという気持ちは減退したのであった。
#写真と本文は関係ありません

*1:レンズが右上隅に出ている初期のEXILIMは、この道を選んだ。と思う。

*2:とはいえ、HOLGA の絞り機構は、存在するだけで効果はないらしい