鍋あり谷あり

テーマを決めずに適当に書いています。

自民党の人にも聞いてみた

先日の http://d.hatena.ne.jp/Nabetani/20050827/p3 の続きで、自民党の人にも聞いてみた。
聞いてみたのは、小杉隆*1
駅前で、演説するでもなく小杉君が立っていたので、手下を経由せずにいきなり聞いてみた。
聞いてみたのは首藤君に聞いたのと同様「政治改革財政改革と景気回復、どっちが大切?」というようなこと。どうも小杉君は政治改革財政改革の方が、景気回復よりも大事らしい。残念。景気回復が大事だと言ったら自民党に入れようかという気にもなったものを。
そのあともうちょっといろいろ聞いていてショックだったのは。
累積債務問題も少子化も治安の悪化も自殺率も、みんなインフレにすればよくなるのになぜインフレにしないのか、と聞いたところ。
「ちょっと前までインフレにしたらいいんじゃないかというような議論があったが、いろいろデメリットがあるようなので最近はそういう話は出なくなった」
というようなことを言っていた。どんなデメリットがあるんだと聞いてみたら。なななんと。
「インフレにしたら不良債権が増えるとかいろいろあって」
などと答えていた。
私もそれほど経済に詳しいわけではないが、インフレになったら不良債権は減ると考えるのが常識的ではないかと思う。私が読んだ何冊かの入門書では、例外なくデフレが不良債権を増やし、インフレが不良債権を減らすということになっていた。
自民党に入れるのはやめようという気持ちが強くなった。

以下、9/9追記:
昨日書き忘れたが、彼もはどんな景気対策をするつもりなのか聞いてみた。
すると、公共事業への出費を抑え、科学技術の振興と教育に予算を投じ、国際競争力を高めるんだという。
私はそれでは景気は回復しないと確信している。むしろ悪化する。
#教育と科学技術振興に予算を投じること自体には賛成である

ちなみに、先日(http://d.hatena.ne.jp/Nabetani/20050827/p3 )の首藤君は、民主党マニフェストにあるとおりのことを言っていた。つまり、ダムや道路への投資を減らし、福祉などに投資するという。
この政策も景気をよくするとは思えないが、悪化するとも思わない。

*1:この日記では、政治家には「君」付けすることにしている