id:another:20050305:1110021574
の話と関連して。
私としては、丁寧語が簡単に言えないことには違和感も不満もない。
しかし、
- 美しくありません
というような否定表現を、肯定表現にそのまま言い換えようとすると
- 美しくあります
となってしまい、若干意味が違ってしまう*1という点には違和感もあり、不満もある。
一方。
id:DocSeri:20050304:1109905637
で指摘されている「ございました」を使えば:
- 美しゅうございます
- 美しゅうございません
と、肯定表現と否定表現がきちんと対をなしている。
で。
私が冗談半分に提案するのは、「美しくありません」および「美しいです」のような表現の撲滅と、その代わりに「美しゅうございません」「美しゅうございます」というような表現を使うことである。
そうすれば、私の違和感と不満は解消される。
というような話で思い出したのは:
小学校の頃。遠足の作文の最後に「おもしろかった」という内容を丁寧語で書こうと思ったんだが、正しい表現が思いつかず、結局仕方なく「おもしろかったです」と書いたおぼえがある。先生に聞いたらそう書けばいいと言われたのかもしれない。
書きながら、絶対違うと心の中では思っていたに違いないんだが、そのころは「おもしろうございました」は思いつかなかった。
くやしい。
*1:たとえば「山が美しくあります」なら、山はただ美しいのではなく、美しい姿でそこに存在している、というような意味であるように思える。