鍋あり谷あり

テーマを決めずに適当に書いています。

国語辞典

岩波は広辞苑三省堂大辞林。では、他の出版社は? というような表を探してみたんだが、見つからなかった。
見つからなかったのなら、つくればよい。
というわけで、各社フラグシップまたはそれに類するクラスの国語辞典一覧表。

出版社書名出版年*1語数*2
小学館日本国語大辞典2000500000
小学館国語大辞典1988250000
三省堂大辞林1995233000
岩波書店広辞苑1998230000
小学館大辞泉(増補・新装版)1998220000
講談社日本語大辞典1995200000
三省堂広辞林1983160000
三省堂ハイブリッド新辞林1998150000
小学館言泉1986150000
新潮社新潮国語辞典―現代語古語1995140500
学習研究社学研国語大辞典1988102000
冨山房言海1982100000*3
集英社集英社国語辞典200094000
旺文社国語総合新辞典199883000
角川書店角川新国語辞典198075000
清水書院要解国語新辞典198570000
大修館明鏡国語辞典200270000
岩波書店岩波国語辞典200063000
ベネッセ*4福武国語辞典199760000
明治書院明治書院精選国語辞典199850000
筑摩書房言海(ちくま学芸文庫版)200439000*5

こうして調べ物をしていて気がついたことをいくつか。
まず、言海にびっくりした。ちくま文庫から出ているらしい。買わないけど。
次に。私が最大最強の辞典は日本国語大辞典だということを知ったのは十五年以上前だと思うが、今でも他を圧する最大最強の国語辞典であり続けているようである。それに。新版がでているのもびっくりした。えらいぞ小学館
あと。新しい辞書では、大修館の明鏡国語辞典が面白そうだ。さすが大修館。
最後に。岩波があまり広辞苑以外に大規模な国語辞典を出していないのは、ちょっと意外だった。広辞苑が、ある意味偏った内容の辞書なので、反対側に偏った辞書を一冊出しておくとバランスがとれていいと思う。今はその役を他社の辞書が担っているわけだが。

ちなみに。amazon.co.jp と、http://kokugo.shinshu-u.ac.jp/study/dictionary.html を大いに参考にしたが、間違いなどの責任は全て私にあることは言うまでもない。

抜けている重要な辞書・出版社 があったら教えてください>読者の皆様

*1:最新版の出版年

*2:何を一語とするかはそれぞれバラバラなので、参考程度に

*3:どこかのページに10万語と書いてあったんだが、見失ってしまった。それに、今売っている物に10万語入っているのかどうかはよくわからない。

*4:もちろん正しくはベネッセコーポレーション

*5:どこかのページに3万9千語と書いてあったんだが、見失ってしまった。それに、今売っている物に3万9千語入っているのかどうかはよくわからない。