鍋あり谷あり

テーマを決めずに適当に書いています。

イラクで邦人拘束 - 人の命の重さ

人の命は尊いが、無限に尊いわけではない。

日本という国は、交通事故死者数が、21人/日*1で、殺人事件件数は4件/日*2である。
その国を預かる政府が、三人の日本人の命を守るためにどれだけの費用を掛けるべきなのか。単なる生死の問題ではない以上、殺人事件三件分より多くの費用を掛けるべきなのだろうが、それよりも多い分については、人道的とは違う観点である。政治的だったり、国際的であったり、意地と体面であったりするのだろう。それはそれで重要なことである。
いずれにせよ。交通事故で死ぬ人も、殺人事件で殺される人も、イラクで人質になる人も、北朝鮮に拉致された人も、命の重さは一緒である。一緒であると考えるような政府であってほしい。