鍋あり谷あり

テーマを決めずに適当に書いています。

フォントのレンダリング

id:DocSeri:20080324:1206319600 などを読んで。
SafariとFirefox2でフォントのレンダリングが違うという話が興味深かったので試してみた。
手元の環境は、windows xp sp2。
まず、「スクリーンフォントの縁を滑らかにする」をオフにして、Firefox2。


つぎに「ClearType」を選んで、Firefox2。

メイリオはだいぶ良くなった。MS P明朝は変化なし。「AR丸ゴシック体M」はClearTypeが有効なので多少マシになっているが、メイリオほど顕著ではない。


最後に、Safari

どれも、同じフォントとは思えない。


ちなみに、Safariは「スクリーンフォントの縁を滑らかにする」の設定にかかわらず、サブピクセルレンダリングをする。
「AR丸ゴシック体M」を選んだのは、たまたま手元にあったから。非MSのものも入れとこうということで。

じっくり眺めてみると。
メイリオの12, 14pxで「量」の字の形がひどいんだが、Safariではちゃんとした字になっている。
AR丸ゴシック体Mの10px以下の「な」「る」もSafariの読みやすさが目立つ。ClearTypeがあった方が若干マシだが、Safariとの差の方がずっと大きい。
ClearType非対応の MS P明朝 も、Safari ではサブピクセルレンダリングが行われ、異常に読みやすくなっている。10px辺りの差が顕著だと思う。

というわけで、アンチエイリアス前提かどうかとは関係ないのであった。

あーあと。お手元のディスプレイのによっては美しく見えないと思う。サブピクセルレンダリングとはそういうものです。

しかし。ジェスチャーが使えないのでSafariを常用したいとは思えないのであった。残念。

あとあと。
私はプログラマだが、アンチエイリアス付きのフォントが好きだ。サブピクセルレンダリングも好きだ。
ソースコードはいつもプロポーショナルフォントで書いている。