『数学ガール (数学ガールシリーズ 1)』( http://www.hyuki.com/girl/ )買った。読み始めた。
で。
読んでいて思い出した昔話をひとつ。
中学の頃。
数学の授業で指され、黒板で問題を解いた。
その問題には登場人物が二人。甲と乙。歩く速さを求めろとか、そんな類の話で、連立方程式を使わせるのが主眼であった。
私は何を思ったか
甲の歩く速さを甲、乙の歩く速さを乙とする
3甲+4乙=33
6甲-10乙=12
などと書き始めた。
たぶん、xやyを新たに導入するよりも甲乙をそのまま使った方がわかりやすいし簡潔だと考えたんだろう。ちょっと突飛なことをしているという意識はあった。
私が解き終えて席に戻ると、教師が論評した。
乙は2やzと間違えやすいので気をつけた方がいい
なるほどと思った。