福知山線を走らせた方が安全だと思う

安全神話とやらが崩壊したことになっているJR福知山線だが。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suii03/deth9.html によると、交通事故で年間一万人死んでいる。一万人を今回の死者数で割ると百。つまり、毎週一回今回と同じ規模の事故が起きて、やっと交通事故死者数の半分を占めることができる。輸送量についての情報がないのでよくわからないが、輸送人数あたりの死亡者数という観点からは、福知山線の事故を加味しても、鉄道の方がよほど安全であるように見える。
であるならば。
ATSの更新まで運休するという政策は、車による輸送を増やすことになるので、交通事故死者数の期待値を上げることになると思う。
周辺住民の安全のためには、ATSが古いままでも福知山線を走らせた方がいいにちがいない。
で。

1. 国土交通省の人が計算した結果、どうもやっぱり運休させておいた方が安全だとわかった（つまり、私の思い過ごし）。
2. 運休した方が安全そうだと思っただけで、そんな計算はしていない。
3. 運休しない方が安全だとわかっているが、大臣があんなこと言ったので仕方なく運休することにした

どれなんだろう。
1だといいな。
3だったらとても悲しいが、むしろ 2 の方がやるせない。