鍋あり谷あり

テーマを決めずに適当に書いています。

京都の鶏

京都の鳥インフルエンザ
どこのサイトでも農場を責めている。もちろん、農場の責任は非常に重いし、しかし、京都新聞( http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2004feb/27/K20040227MKH1K000000174.html )
には、

浅田会長は「鶏がよく死ぬので、25、26日に獣医師に卵を産まなくなった鶏を調べてもらったら、大丈夫と言っていた。

と、ある。TBS News-i ( http://news.tbs.co.jp/20040227/headline/tbs_headline915147.html ) にも、

浅田農産の社長は「獣医に見せたところ腸炎と診断された。(以下略)」と話しています

と、ある。
もし本当なら、この獣医師の責任も、農場と同程度に重大だと思う。

ともあれ。
時事ネタの文章は、なんか書きにくいのであった。

Farewell Party

昨晩は、英会話の先生(仮に先生の名前をDavidとしておこう)のFarewell Partyだった。というのは、実は先生。諸般の事情で来月から関西にいくことになり、先週木曜日の授業が最後の授業だったのだ。まるまる一年Davidに教わっていたことになる。昨晩はDavidの生徒で都合のつくひとが集まってのお別れ会となった。そこになぜかうちのダンナも参加。(ダンナは別にDavidの生徒というわけではない)
ふたりそろって着物でいったら、とても好評だった。Davidに‘I am very impressed!’といわれ、ちょっとうれしかった。わざわざ着物でいった甲斐があったというもの。ちなみに私の支度時間:30分。ダンナの支度時間:5分。
Davidが話してくれたことで面白かったこと。
「いろんな国で英会話を教えたが、ほとんどの国では英会話の生徒の男女比は50:50だが、日本は先進国にしてはめずらしく、生徒の内訳が極端に女性に偏っている。」
(たとえば昨日の参加者のうち、生徒は14名ほどいたがうち男性は1名だけ。残りはすべて女性。)
「国際結婚の数も、日本はほかの先進国にくらべとても少ない。」
 国際結婚の数のことは、日本が島国*1のせいなんだろうな。
日本では語学を習うのは女性が多いとよく聞いたが、はたしていま私が英会話を習っているところも、そして数年前に習っていたフランス語会話のクラスもほとんどが女性。でもどちらかといえば仕事上その必要性がある男性の数のほうが、女性のそれよりも多いのではないかとさえ思うのだが、男性の数の方が多い英会話クラスというのは、私は聞いたことがない。私の行動範囲内がそうなだけで、実はどこかでは男クラ状態の英会話クラスというのもあるんだろうか。あるいは男性は英会話をトレーニングするのに、スクールではない別の手段をとったりすることが多いんだろうか。

*1:武典註:イギリスの例もあるので、島国というだけでは説明できない。私は、言葉の壁の問題が重要だと考えている。

水槽

今日は水槽に水とすこしばかりの水草を入れ、セット完了。あとはこのまましばらくポンプをまわしてから水の状態を見つつ、魚をいれていく。この点、ぬか漬けを作ることとある意味似ている。いい魚(漬物)を育てるにはまずいい水(ぬか床)を育てることが大切。そしてその水(ぬか床)作りのために、はじめは市販の濾過細菌(ヨーグルト、ビールなど)を入れたりもするが、結局はその家独自のレシピ(?)の濾過細菌(乳酸菌)が育っていくんだな。

いかめし

今日はいかめし作りにチャレンジした。

いかをさばき、胴とわたとゲソにわける。あらかじめ数時間水につけておいたもち米をざるにあげ、さいの目にきったにんじんとゲソを油でいためてから、もち米をいためる。米が透明になったら、しょうゆとみりんとみそで味付け。わた、酒、しょうゆ少々をいれ、炒めおわったら、いかの胴ににつめ、口を竹串でとじてから湯気のたった蒸し器で15分ほど蒸してできあがり。

と、料理本のレシピだととても簡単そうだったのに大変な目にあった。
なにが大変って、いかをさばくのが。
考えてみれば、はるか昔たしかあれは中学生の頃だったかしら。学校の調理実習でいかのさばきかたというのを教わったことがあった。実はそれ以来、いかの完全体(?)にさわったことがなかった。いかをさばく方法なんてとうの昔にわすれているし、手順は料理本がたより。「指を入れて内臓と胴がくっついているところをはずし・・・」どこをはずせばいいんだ?「エンペラと胴がくっついているところを包丁で切り目をいれ、エンペラをはずしながら皮をむきます。」皮が頑丈にくっついていて、はずれないんですけど。。。やろうとすると、胴に穴があきそうなんですけど。。。料理本のヒントに書いていたようにすべりどめに塩を指につけて引っ張ってみるものの、なかなかきれいにむけない。悪戦苦闘。それでも今日処理した4はいのうち、最後のが一番きれいに処理できたような気がしたので、これも慣れなのかなあ。いかをさばくだけで、きっとゆうに30分はかかっていた。どこが25分で、できあがりだっ。
でも、いかをさばいてみてあれが原始的な生き物だというのがよくわかった。魚とはまったく部品のつくりが違っていてさばいていて面白かった。
お味は、うーん。薄味にしてみたんだけど、こういうのは、やっぱ濃い目の味付けがいいみたいね。

とろろ昆布

お別れパーティーで、とろろ昆布が出た。David(仮名)がこれは何だと聞くので、たぶん載ってないだろうと思いながら、手元の電子辞書*1をひいてみたら、なんと載っていた。

とろろこんぶ【薯蕷昆布】 shavings of tangle《used in soup》.

これをそのまま David に見せたら、ずいぶん驚いていた。私には shaving も tangle もぴんと来ない単語だった(shaving は、ひげそりの shave と同じ語かな?とは思っていたが)ので、調べてみた。
shavings of tangle を素直に訳すと、当惑・混乱を削った屑、ということになるらしい。新和英中辞典おそるべし。

*1:SONY DD-IC500S

蒟蒻

お別れパーティーで、蒟蒻も出てきた。やはり David がこれは何だと聞くので、別の方が、potato であると説明していた。
しかし、蒟蒻を potato だというのは、ちくわぶを小麦だというのに等しい。と思い、蒟蒻のなんたるかを説明しようとしたわけだが、自分自身、蒟蒻のなんたるかがわかっていないということがわかっただけで、説明することができなかった。もともと食べられない芋を、加工して食べられるようにしたものだとだけ伝えたのだが、それではまだまだ不足である。
で。どう言えばよかったのか、調べてまとめてみた。

蒟蒻とは:そのままだとアクが強すぎて食用には適さない蒟蒻芋という芋がある。この芋をすり下ろし、灰汁(あるいは、水酸化カルシウム)で固めて食べられるようにしたもの。低カロリーで、食物繊維に富むのが特徴。日本では、平安時代から食べられているらしい。

しかし、この内容を英語で伝えられるとは思えない。とほほ。