鍋あり谷あり

テーマを決めずに適当に書いています。

ゲーム第二弾

先月に続いて、タイツゲームを出した。

今回の目標は、前回と同じく

を前提としつつ

  • 設計もうちょっとちゃんとする。

としたいと思った。

前回は最初からスマホターゲットのつもりで作ったのに画面が中途半端な横長という詰めの甘さだった。
ので。
今回は反省を活かして縦長にした。
どれぐらいにするのがいいのかよくわからないのだけれど。

ゲームの規模は前回よりだいぶ大きくなった。
前回は、動いているものはタイツ、自分、パワーゲージ ぐらい。
今回は、魚たくさん、タイツたくさん、波、そして自分なので数十個。

でも、今どきのブラウザなら軽く動く。ありがたい。
……とおもっているんだけど、どうだろう。手元では動いている。

今回も BGM も含めてすべて自作。
そして今回も BGM が難産だった。
あと、ゲームクリア音も難産だった。出来上がったゲームクリア音は非常に簡単だけど、ここに至るまでが大変だった。
音は難しいね。

出来たゲームは
https://nabetani.sakura.ne.jp/game2311/
においている。

ゲームを作るのは良い趣味だと思えてきたので、毎月またはそれより少ないぐらいのペースでリリースしていきたい。

フルスタックゲームクリエイター

タイッツーというサービスを使っていたら、ブラウザゲームの小品が流れてきて。
見ていたら作りたくなったので作った。

フレームワークはしょぼいゲームに向いていそうな phaser3 を選んだ。
言語は TypeScript。

今回の目標は

の 2点。
面白さは、まあまあで良いという気持ち。初ブラウザゲームなので無理しない。

ソフトウェア面では。

途中で設計ミスったなと思ったけど、まあこのまま最後まで行けないほどのミスじゃないと思って突き進んだ。
次はもうちょっときれいに書けると思う。

画像は。

Pixelmater Pro で書いた。色がブレるペンが便利だった。
ポインティングデバイスMacBook Proトラックパッド。書きにくかったけど、要求品質が低いので問題なかった。

効果音は。

ガレージバンドで作った。
音色を探すのが大変だった。

BGMも。

ガレージバンドで作った。
作ったんだけど、難航した。

曲の作り方がわからない。
ループ音源を組み合わせるだけでそれらしい音にはなるんだけど、それは曲を作ったと言えるのか。みたいなことも思う。
ガレージバンド以外も試したけど、結局ガレージバンドに戻ってきた。

試行錯誤の末

  1. コード進行を Am→F→G→C に決める。
  2. コードに合わせてベースを各1小節作る。
  3. ベースに合わせてメロディーを作る。このとき、コードに含まれる音ばっかり使う。
  4. 4小節作ったら、ドラムパートを自動生成する。生成は、気にいるのができるまで条件を変えて何十回か行った。
  5. 音色を選ぶ。

という方法で曲を作った。

じゃまにならない程度の曲にはなったように思う。

あと。
ループ再生の仕方がわからなくてだいぶ苦しんだけど、なんとかなった。

ということでできたゲームは
Jump Down into TIGHTS
というもの。

初めての制作としては悪くないと持っている。

企画、ルール設計、画面設計、画像素材作成、効果音制作、BGM制作、コーディング、サーバに設置 まで全部一人でやったので、これからは「フルスタックゲームクリエイター」と名乗っていいんじゃないかと思う。

理科方面の疑問

理科方面の疑問というか質問というかが某方面から来たので、私なりに答えてみる。
私なりの答えなのであんまり自信がないものも混じっている。

なんで電子は マイナスからプラスに動くのか

短い答えは、「電子はマイナスの電荷を持っていて、同符号の電荷には斥力が、異符号の電荷には引力が働くから」なわけだけど、おそらく知りたいのはそういうことではなくて「同符号の電荷には斥力が、異符号の電荷には引力が働くのはなぜか」が知りたいことなんだろうと想像する。

しかし私には(もしかしたらまだ人類には)「同符号の電荷には斥力が、異符号の電荷には引力が働くのはなぜか」についてきちんと答えることはできない。

なんで脳のシワの数が多いほど頭がいい(?)のか。

脳のシワの部分に、知性とか思考を司る部品が入っているから。
なんだけど、シワが多いほど頭がいいかどうかはよくわかっていないんじゃないかと思う。
人間とネズミの比較、みたいな文脈では「シワが多いほど頭がいい」で正しいと思うけど、人間同士だとどうだかわからないんじゃないかな。

動物は考えているのか。

「考えている」とはなにか、による。
犬やインコがが行っている営みに「考えている」という言葉を使うことに異論がある人は少ないと思う。

ゲームの思考ルーチンだと「ステージ上のどこに何があって得点差がどうだからこういう行動を取る」というソフトウェアを書くことになるんだけど、このソフトウェアの営みについて「考える」という言葉を使いがちだと思う。

逆に。「筋肉への的確な指示を間断なく出し続けることにより、三半規管と視覚からのフィードバックを得ながら動歩行を実現する」なんていう営みはさきほどの思考ルーチンなどよりよほど複雑な処理はだけど「考えている」とはよばれないと思う。

なぜ木は繊維なのか

植物が繊維質になりがちなのは、維管束があるからだと思う。
答えになっているかな。

オーロラの仕組み

オーロラは

  1. 太陽から宇宙線(ヘリウムの原子核とか、電子とか、色々)が飛んでくる。
  2. 地球には磁場があるので、飛んできた荷電粒子は極地に当たる。
  3. 荷電粒子が大気に当たると、大気を構成する原子の電子が励起する→そのうちもとのエネルギー準位に戻る
  4. 励起→戻る の際に光が出る

という仕組みだという理解なんだけど、なんでカーテンみたいな形状にいなるかは全然わからない。

インターネットでデータを送受信する仕組み。なんでちゃんと正しい相手に届くのか。

短い答えは「宛先が書いてあるから。そして、宛先に送る方法を各自が把握しているから。」だと思う。

URL とか IP アドレスとかいうものがあって、インターネット内を流れる情報には(だいたい)全部「これは xxx から yyy 宛のデータです」って書いてある。
そして、中継する機器は、どこ宛のデータを誰に送ればいいかを知っている。(中継する機器が知らないデータは全部ここに送る、みたいなパターンも含めてなんとかなる)

聞きたいことの答えになっているだろうか。

宇宙の作り方

物理法則や定数を適当に決めて、あとはえいやで。

水に溶けやすい物質と溶けにくい物質があるのはなぜか

「水に溶ける」という現象にも色々ある。

思いつくままに書くと、まずはアルコールや砂糖。
これは物質が水に似ているから水に溶ける。「OH基」の部分が水に似ている。

続いて塩とか。
これはナトリウムイオン(+) と塩化物イオン(-) に分かれる。
そして水分子は電荷に偏りがあるので、イオンがあるとイオンを水が取り囲む。水が取り囲んでしまえば外からは水に見えるので水に溶ける。
で。
各イオンが「水分子に取り囲まれている状態」と「イオン結合で決勝になっている状態」のどちらが安定なのかで水に溶けるかどうかが決まる。
どちらが安定なのかはケースバイケース。イオンの大きさや価数などで決まる模様。

最後にコーヒーとか。
これは化学的には水に溶けていない。
水には溶けていない小さな粒子が水に混ざっているだけ。

人間が音を触れるようになる可能性はあるか

ある。以下の方法で音に触っているような気分になれるんじゃないかと思う。

  1. スピーカーから出た音を振動板で受ける。
  2. 振動板の振動を適当に変換(周波数変えたり、ローパスハイパスしたり、振幅変えたり)したりしてから、別のモータで振動を再生する
  3. 再生した振動に触れる

久々にいわゆる切符問題

十五年以上の時を超えて
四則演算で作れる式の数 - 鍋あり谷あり
の続き。

数字四個と四則演算で数を作る。

2005 年のルールと異なり、 例えば 1 3 4 7 から 59 を作りたかったら 431÷7 のようにしてもよい。

このルールなので出題可能なパターンは1万通りに限定される。全探索が容易にできる。

というわけで。
「4つの数の組み合わせが X だと 1〜N まで全部作れる」の N を最大にする X を調べた。

順位 N 数字四個
1 81 1,2,7,8
2 66 2,4,8,9
3 62 2,4,5,8
4 60 2,4,7,8
4 60 1,2,4,5
4 60 1,2,3,9
7 56 1,4,5,7
8 52 3,4,5,8
8 52 1,2,5,8
10 49 1,3,4,9

一位の 1,2,7,8 がぶっちぎり。

「1 と 2 で 12 を作ったりすることはできない」で 51 まで作れる 1,2,5,8 は 53 が作れないらしく、順位は振るわなかった。

4位が三人いて、 61 が壁となって立ちはだかっていることがわかる。

ベスト 10 内に 1 を含まないものが半分近くあって驚いた。

ソースコード
GitHub - nabetani/ariopenum
においた。

手元の MacBook Pro で動かすと 1秒足らずで終わる。ありがたい。

オタク知識とされるものを調べてみた - 文系編かな

先日の
オタク知識とされるものを調べてみた - 鍋あり谷あり
の続き。

心理学・社会学

スタンフォード監獄実験

1971年に行われた実験。一般市民を看守役と囚人役に分けたら双方がその役にあった振る舞いをしたとされるもの。しかし実験手順に問題があり、科学的な厳密さに欠けるという指摘もある。

ミルグラム実験

普通の平凡な市民でも、一定の条件下では冷酷で非人道的な行為を行うことを証明するとされる実験。別室の人に電気ショックを与える(と、思い込ませる)やつ。指示をすると別室の人が苦しみの声を上げ、最大電圧で無反応となる。

ダニング・クルーガー効果

自己評価をするのは難しいよという話。
あんまりわかっていない人は、自分が見えている全体像のかなりの部分を理解していると思ってしまう、よくわかっている人は全体像がとても大きいことがわかっているので、自分が見えている全体像のごくわずかしか理解できないと評価する、など。

キュートアグレッション

可愛いものを見ると、可愛いという気持ちが暴走するためか、可愛いものに攻撃(ぎゅっと抱きしめる、噛む、など)してしまう行動・衝動。

ゲシュタルト崩壊

それまで容易に認識できていた文字が、文字を構成する部品の集まりに過ぎないように認識してしまい、なんだかわからなくなるやつ。視覚以外でもあるらしい。

ストックホルム症候群

人質立てこもり事件などで、被害者がなぜか犯人をかばったり好意的感情を抱いたりしてしまう現象。暴力的な家族による被害者などでも同様の現象が見られる。

ミュンヒハウゼン症候群

自分が病気であると嘘を付いてしまう、あるいは怪我や病気を誇張してしまう症状。場合によっては自傷行為も含む。
代理ミュンヒハウゼン症候群というものもあり、こちらは近親者(しばしば自分の子供)に加害(毒物の投与など)を行い、自らを看護・介護する人にすることで心地よいと感じてしまう。

認知的不協和

イソップ物語のキツネとすっぱい葡萄の話らしい。
あるいは、喫煙者が煙草の害を軽視するとか。

共感性羞恥

他人が恥ずかしがるべき状態にあるのを目にして、自分が恥ずかしいと感じてしまうこと。

報復性夜ふかし

日中娯楽に使える時間がなかった人が、睡眠時間を削って娯楽につぎ込むこと。

ヤマアラシのジレンマ

お互いの距離が近くなると相手を傷つけてしまうという現象。あるいはそうなってしまうと思いこんで近づけないこと。
ヤマアラシがトゲをもつことから生まれた言葉だが、実際のヤマアラシはトゲを寝かして身を寄せ合うことができる。

青木まりこ現象

書店に入るとそれまでなかった便意が引き起こされるという現象。

ストライサンド効果

何かを隠そう、あるいは広まらないようにしよう、とする努力が耳目を集める原因となってしまうこと。
ストライサンド氏が、自分の家の写真の公開を差し止めようとしたら多くの人の関心を集めてしまったことに由来するらしい。

クロノスタシス

錯覚の一種。眼球がサッカード運動(?)をした直後に、時間の経過が実際より長く感じられるというものらしい。

シミュラクラ現象

点が3つあれば顔に見えるという現象。Wikipedia によると「英語で simulacra phenomenon と言っても通じない」らしい。

言語学

サピア・ウォーフ仮説

使用言語が異なると世界が異なって見え、使用言語は言語使用者の試行に影響を与える。という話かな。

タイポグリセミ

アルファベットを使う言語で、単語の長さ・両端の文字 を変えなければ多少綴りが違ってもあんまり気づかないという話。

ヴォイニッチ手稿

未解読の文字で書かれた古文書。1912年にイタリアで発見。挿絵が多い。

線文字B

紀元前千数百年頃、ギリシア本土およびクレタ島で使われていた文字。
Unicode にも収録されている。

芸術

ゴディバ夫人

夫の圧政を諌めるために裸で白馬にまたがって抗議のアピールをしたという、史実ではない話に基づいた絵画。

メジェド

古代エジプトの文献に登場するなにかで、足が長くて口・手・毛 がないおばけのQ太郎みたいな見た目をしている。ぬいぐるみなども売られている。

芦雪の犬

江戸時代の絵師、長沢芦雪が描いた犬。白象黒牛図屏風 という作品で大きく書かれている牛の手前に座っている小さな犬。

山月記

1942年 発表の、中島敦のデビュー作。おそらく代表作の一つ。短編小説。

デウス・エクス・マキナ

古代ギリシアの演劇に由来する、解決法が見当たらない状況になったら神様が現れて神の力で解決する、という手法。

歴史

カノッサの屈辱

神聖ローマ皇帝が、ローマ教皇に「おまえ破門」と言われた。それは困るので皇帝が教皇に許しを請い、受け入れられた。
皇帝が許しを請うなどという屈辱的なことをしなければならなかったという話。
あるいは同名のテレビ番組。

ダマスカス鋼

南インドで紀元前6世紀に作られていた、ウーツ鋼のこと。刃物などに用いられ、表面に独特の模様がある。
ダマスカスで刀剣の材料としてもちいられた。
オーパーツだと思われていたりする。
あるいはそれに似せて作られた現代の刃物。

死海文書

死海周辺の洞窟から見つかった約2千数百年前の古文書。1946年ごろ発見。「会議中に3回うとうとしたら10日間の罰則を科す」とか書いてあるらしい。
参考: https://newsmedia.otemon.ac.jp/2016/

蠱毒

古代中国で行われていた、虫を使った呪術。

ファラリスの雄牛

古代ギリシャで使われたらしい処刑装置。ファラリスはつくらせた人。牛の形の金属容器に人を入れ、下から炙って殺す。

ボストン茶会事件

アメリカ独立戦争につながる多くの事件のひとつ。イギリスによる恣意的な税制への反対表明ということで、ボストンで荷揚げする予定の茶葉を海に捨てた。

テニスコートの誓い

議員がヴェルサイユ宮殿の球戯場に集まり、憲法制定まで解散しないことを誓い合った出来事と、それを描いた絵。
我々が想像するテニスではなく、ジュ・ド・ポームというテニスの前身となった球技のためのコート。

サッカー戦争

エルサルバドルホンジュラスの間で 1969年に行われた戦争。
サッカー戦争とよばれがちだが、サッカーはあまり関係ないらしい。

相互確証破壊

敵国による核攻撃に対して確実に反撃することを保証することで、核攻撃を抑制するという考え方と、そのための仕組み。
誰が発射したのか、誰に向けて発射したのかを正しく認識すること。反撃が正しく行われること、誤動作や誤認による反撃を行わないこと、などが必要。

シモヘイヘ

第二次大戦中にとても多くの戦果を上げた軍人。フィンランド人。狙撃手。サブマシンガンの名手でもあったらしい。

哲学

テセウスの船

ある船の部品交換を繰り返した結果元の部品が一つもなくなった場合、その船は元の船と言えるのかどうか。

ソーカル事件

ソーカル (プロの物理学者) がでたらめな物理数学用語をちりばめたポストモダン風デタラメ無意味論文をポストモダン学術誌に送ったら、普通に掲載された。その後、デタラメ無意味論文であることを暴露し、その後『知の欺瞞』が出版された。

哲学的ゾンビ

心と体、という二元論の立場で、心を持っていない者のこと。だと思う。哲学的思考をすすめるために考えられた概念で、疾患や性格を表すためのものではない。

クオリア

心と体、という二元論の立場の、心の部分のことだと思う。人間の感覚や意識のうち、化学反応などで説明できない部分のことだと思う。

スワンプマン

全く異なる来歴の物質から、ある人間と全く、原子レベルまで同じものを構成した場合、そしてもとの人間が失われている場合、新しくできた元の人間のコピーは元の人間と同じだろうか、というような話だと思う。

中国語の部屋

中国語によるチューリングテストで、中国語を理解してない人+マニュアル で対処した場合、それは中国語を理解していると言えるかどうか、という話。

世界五分前仮説

世界が五分前に生成されたと仮定しても矛盾はないよ、という話。

シミュレーション仮説

コンピュータ・シミュレーションの中だよ、という仮説。世界五分前仮説と同様、否定することはできない。

なぜ何もないのではなく、何かがあるのか

哲学(形而上学?)で問われる、根源的な問の一つ。

調べてみて

山月記ボストン茶会事件がリストに入っているのがよくわからなかった。
心理学・社会学言語学・歴史・哲学 は疎いので、知らないことが多かった。
新しい話題が多いなとも思った。

哲学方面は Wikipedia を読んでもなんだかわからないものも多かった。

オタク知識とされるものを調べてみた

https://twitter.com/motcho_tw/status/1626087711533838338/photo/1
のリストを眺めて調べて書いたり調べないで書いたりした。
「[無調査]」と書いたのは調べてないやつ。
それ以外は多少調べたけど、Wikipedia を数秒見たとかいうレベルのものもあったりで、そんあに真剣に調べてない。

心理学・社会学 は後ほど。

数学・論理学

アキレスと亀 [無調査]

普通の現象も、無限級数に見えるようにすると無限が現れてしまい、無限の先に行けないような気がしちゃうという話。

クレタ人のパラドックス

「この括弧内の言明は間違っています」のたぐい。

バナッハ・タスルキーのパラドックス

球体などをバラバラにして組み合わせたらもとの球体(体積も同じ)が二個できたりする。

モンティ・ホール問題

確率の話は直感的に考えると間違えるよ、という話。

囚人のジレンマ

ゲーム理論。最適な選択ができるかどうかがわからない状況を作ると最適でない選択をしてしまうという話。かな。

悪魔の証明

何かが存在することを証明するのは簡単だが、何かが存在しないことを証明するのは難しい。
……とおもったら、ある物件の所有者を過去にさかのぼって全部示すのは不可能、という話だったらしい。

物理学

粉塵爆発 [無調査]

小麦粉みたいな安全そうに見えるものでも、空気と混ぜると爆発するよ。

ダイラタンシー流体 [無調査]

片栗粉を水と混ぜたものなど。
急激に圧力を加えると固体のように振る舞うが、ゆっくり圧力をかけると液体のように振る舞う、などの現象をともなう流体のこと。

事象の地平面 [無調査]

大質量からの脱出速度が光速と等しい面のこと。この面の内側からは、いかなる物質・情報 も出てくることができない。事象の地平面を持つ大質量のことをブラックホールと呼ぶ。

ウラシマ効果 [無調査]

亜光速の乗り物で地球を離れて帰ってきた旅行者がいる場合。
旅行者の時計では数年しかたっていなくても地球の時間では何倍もの時間が経過している。

プランク単位

重要な物理定数が、軒並み 1 になるように設定された単位系。

チェレンコフ光

光が起こす衝撃波。液体などの媒質中の光が光速よりも遅い状況で、より光速に近い速度で移動する粒子が光を発すると起こる現象。

シュレーディンガーの猫 [無調査]

ブラックボックスに猫を閉じ込る。
そして、量子論的な現象をキーとしてその猫を殺すかどうかを決める。
そすると、生きている猫と死んでいる猫の重ね合わせ、という状況になる。

人間原理 [無調査]

我々が観測できる宇宙は、宇宙を観測できるような知的生命体(我々)が存在可能であるような宇宙に限られるという話。

デーモン・コア

原爆開発の途上で起こった臨界事故を起こした装置。

エントロピー

系の乱雑さを示す熱力学的な量。
外的な要因がない限り増え続ける。

化学

バックミンスターフラーレン

炭素原子60個で構成される、サッカーボールのような(切頂二十面体の)分子構造をした物質。

ベロウソフ・シャボチンスキー反応

非線形的な振動反応・非平衡熱力学的反応 の代表。
実験すると、同心円状の縞模様や螺旋模様が生じる。

ムペンバ効果

冷蔵庫で水を冷やすとき、開始温度が高いと氷になるまでの時間が短くなる現象。

ピカチュリン

ピカチュー由来で命名されたタンパク質またはそれをコードする遺伝子。

ナノプシャン

分子構造を図示すると人間のように見える(目が二個あり、両手両足がある)物質。

地球科学

ケルビンヘルムホルツ不安定性

異なる速度で動く流体の界面で発生する現象。予測困難な渦などを引き起こす。

乳房雲

雲底付近で下降気流や渦流が発生している時に発生する雲。雲底からこぶ状の雲が垂れ下がっている状態を乳房に例えられたらしい。

モホロビチッチ不連続面

略してモホ面。
マントルと地殻の境界。

全球凍結

過去の地球で、赤道に至るまで氷に覆われた時期があったという話。
多くの生物が絶滅したとされる。

天文学

熱的死 [無調査]

宇宙の体積が大きくなり、物質の密度が下がりすぎた結果、熱核反応のような活動がまったく行われなくなること。

赤方偏移 [無調査]

宇宙は膨張を続けているため、遠くのものはより速い速度で観測者から遠ざかっている。そのため、遠くのものはスペクトルが長波長側にずれ、赤く見える。

宇宙背景放射 [無調査]

宇宙全体の温度として観測される光。ビッグバンの熱の残滓。

ラグランジュポイント

地球 - 月 系 などで、地球・月 との相対位置を変えずに物体が安定して存在できる点のこと。L1〜L5 の 5点ある。

ハビタブルゾーン

居住可能区域のこと。特に、地球外の惑星などで人類あるいはそれ以外の生き物が生活できる領域のこと。

生物学

フレーメン反応

馬などの哺乳類で見られる、臭いに反応して唇を引きあげる生理現象。

完全変態 [無調査]

昆虫が、幼虫→蛹→成虫 と変態すること。蝶や甲虫など。バッタなどは蛹にならずに幼虫から直接成虫になるので不完全変態

熱殺蜂球

ニホンミツバチスズメバチの襲撃に対処するために、スズメバチを取り囲んで玉状になり、体温を上げることでスズメバチを殺す現象。

ハルキゲニア

アノマロカリスとともに古カンブリア時代のバージェス動物群を代表する古生物。5億年余り前。

ピンポンツリースポンジ

ピンポン玉の実がなっている木のような形の海綿。肉食性で、小型の動物を捕まえて食べる。

ブロブフィッシュ

魚。和名はウラナイカジカ。正面から見ると、鼻が大きな人間のような感じに見える。

リョコウバト

アメリカ大陸にとてもたくさん(数十億あるいはそれ以上)存在していた鳩。ヨーロッパからの入植者の手などにより絶滅した。

ロイコクロリディウム

タツムリなどに寄生し、宿主の行動や外観を変えることで次の宿主(鳥)に今の宿主を捕食させるという特徴を持った寄生虫

カツオノエボシ

クダクラゲ目に属する、毒性の強い生き物。
毒を発する触手は長いもので約50mにも達する。

ウルトラマンボヤ

ホヤの一種。岩に固着している。ウルトラマンボヤ または ウルトラマンホヤ は通称。和名は軽く検索した範囲ではわからなかった。

鯨骨生物群集

海底で朽ちつつあるクジラの死骸を栄養源としてできた生物群集。

収斂進化

進化系統では無関係の生き物が、生態学的に同じような地位を占めることで似た形態・生体となること。オオカミとフクロオオカミなど。

アポトーシス

多細胞生物の一部の細胞が、個体全体として正常に生活・成長するために死ぬこと。おたまじゃくしが蛙になる際にしっぽがなくなる、などが典型例。

工学

テオヤンセン機構

テオ・ヤンセンが発明した(とされる?)リンク機構。回転運動を「足を上げて地面に設置し、そのまま足を後ろに(つまり、体を前に)動かす」という運動に変換する。

ジェネバ機構

連続的な回転運動を、断続的な回転運動に変換する機構。ジェネバはスイスのジュネーブ

遊星歯車

外側に、内向きに歯がある歯車があり。内側には外向きに歯がある歯車があり。その両者を歯車がつないでいる。という形の一連の歯車。

テンセグリティ

木材のような固体と針金を組み合わせて、上部の固体が針金のみによって支えられるようにしたもの(など)。パット見上部の固体が宙に浮いているように見える。

医学

矛盾脱衣

低体温症によって体温の感覚が狂い、寒いにもかかわらず服を脱いでしまうこと。雪山の遭難者などで見られる。

地方病

日本住血吸虫症のこと。特定の地域のみにいる寄生虫が起こす致命的な病気。1978年に撲滅。

幻肢痛 [無調査]

手や足がなどを失っている状態で、すでに自らの一部ではないはずの指先・膝などが痛いと感じること。

書いてみて

まだ心理学・社会学がのこっているけど、書いてみて感じたのは。

  • なんでカツオノエボシが入ってるんだろ。
  • モホ面なんかは地学の教科書にあるのでわりと知られてるんじゃないかなと思ったけど、地学選択者がいないから知られてないのかな。
  • 熱殺蜂球、ロイコクロリディウム、地方病 なんかは話は知っていたけど名前は知らなかった。
  • 私なら「ゲーデル不完全性定理」「タキオン」「ジャイアント・インパクト説」「ハヌマンラングールの子殺し」辺りを入れたいかな。どうだろ。

週末のうちに心理学・社会学の方も調べたい。

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。
とはいえ1月末か。

昨年は 3回ブログを書いたらしい。
Twitter からの Exodus はまだ検討中。

昨年はゲームばっかりやっていた。
テラリアとか。スタデューバレーとか。Horizon とか。

今年もゲームばっかりやると思う。

それと。
COVID-19 が一昨年の 11月ぐらいの感じに収まったらへなちょこ再開したいと思ってたんだけど、そうなる気配は全然ないね。

問題は作成中で、おおむね完成しているのでそのうち公開すると思う。来月かな。
久々に問題作ると、毎月問題作っていた頃のペースとクオリティでは今は問題作れないなと気がついた。
まあ何ヶ月かやれば復活できると思うけど。


それとは関係なく。

今年はスマホを買う予定もないし、PC を買う予定もゲーム機を買う予定もない。

買い換えるとしたら、テレビ。液晶なのになぜか焼付きっぽい現象が起きている。
今のテレビはテレビ自体が録画機能を持っているので、テレビを破棄すると録画全部破棄されるという残念な仕様になっている。
それはもう避けたいのでそうならないような構成にしたい。

どうするのがいいんだろ。

nasne が魅力的だけど、チューナーが一個なんだよね。
悩み中。たぶん夏頃には買うんじゃないかと思う。


というわけで、今年もよろしくおねがいします。